お見合いや仮交際でのお断り理由として、
「結婚後のイメージがわきませんでした」という言葉をよく耳にします。
この言葉、一見もっともらしく聞こえますが、
実はとても曖昧で、深く掘り下げると本当の理由が別にあることが多いのです。
🩵「イメージがわかない」は“悪いこと”ではない
まず前提として、結婚後のイメージがすぐに浮かばないのは当然のこと。
お見合いや仮交際の段階では、まだ数回しか会っていない関係です。
「どんな人なのか」を探っている途中ですから、
“ピンとこない”のは自然なことなんです。
ただ、その「イメージがわかない」という言葉の裏に、
自分でも整理できていない気持ちが隠れている場合があります。
💡あなたはどんな結婚生活を望んでいますか?
相手との将来を想像できない――
その前に考えてみてほしいのが、
「自分は結婚後、どんな生活をしたいのか?」ということです。
たとえば…
- 平日は仕事中心?それとも家庭の時間を優先したい?
- 休日は家でまったり派?アクティブに外出したい派?
- 家事やお金の分担はどんな形が理想?
- どんな会話や関係性が“居心地がいい”と感じる?
こうした具体的なイメージがないまま活動していると、
相手との会話の中で「なんとなく合わない」「ピンとこない」という感覚に陥りやすいです。
🤍「伝えよう」としていますか?
お見合いやデートの時間は限られています。
その中で、あなたはどんな質問をしていますか?
「どんな仕事をしていますか?」
「趣味はなんですか?」
それだけで終わっていませんか?
相手を理解するには、もう一歩踏み込んだ質問が大切です。
たとえば――
- 「お休みの日はどんな過ごし方が理想ですか?」
- 「結婚したらどんな家庭を築きたいですか?」
- 「お互いの時間はどんなふうに大切にしたいですか?」
こうした会話を通してこそ、
相手の“価値観”や“日常のイメージ”が見えてきます。
そして、自分の理想も言葉にして伝えていくこと。
これができて初めて、「結婚後のイメージ」が形になっていきます。
🌷自分でも気づいていない“理想像の曖昧さ”
実は、「イメージがわかない」と感じている人の多くは、
自分自身の理想像がまだ整理できていません。
頭の中では「穏やかな家庭がいい」と思っていても、
実際にそれがどんな生活なのか、
どんな相手となら穏やかに過ごせるのか、
明確にイメージできていない方が多いのです。
でも、安心してください。
これはあなただけではなく、婚活中の多くの方が通るプロセスです。
💬カウンセラーと一緒に整理していこう
「どんな質問をすればいいかわからない」
「どこまで踏み込んで聞いていいのかわからない」
そんなときこそ、カウンセラーに相談してください。
聞くタイミングや伝え方は、人によっても関係性によっても違います。
第三者の目線が入ることで、あなたの気づけなかった課題が見えることもあります。
婚活は、“正解を探す”作業ではなく、
自分の理想を明確にしていく過程でもあります。
💖まとめ:イメージできないのは、相手のせいではない
「結婚後のイメージがわかない」と感じたとき、
それは単に相手が合わないからではなく、
まだ自分の中にイメージが育っていないというサインかもしれません。
大切なのは、“どうしたらイメージできるか”を考える姿勢。
自分を知り、相手を知り、少しずつイメージを形にしていく。
その積み重ねが、最終的に“本当に心地よい結婚”へとつながっていきます。




