婚活をサポートしていると、短期間で成婚していく方には共通点があります。
それは、「一つひとつのご縁を丁寧に大切にしている」ということ。
お見合い件数が多いわけでもなく、華やかな経歴を持っているわけでもない。
それでも、出会う相手を一人の人として誠実に向き合う方は、驚くほど早くご成婚されていきます。
お見合い件数が少なくても、真剣に向き合う姿勢が成婚を引き寄せる
婚活というと、「たくさんの人と会って選ぶ」イメージを持つ方も多いですが、
実際には“数”よりも“質”が大切です。
たとえば、成婚された方の中にはお見合い件数が10件に満たない方もいます。
それでもご縁を逃さないのは、どんなお相手にも「まずは知ろう」という気持ちで向き合っているから。
この“姿勢”こそが、良い出会いを引き寄せる最大のポイントなんです。
違う人間同士、気になることがあるのは当たり前
お見合いや仮交際の段階で、「ちょっと気になる」「なんか違うかも」と思うことは誰にでもあります。
でも、相手もあなたも違う環境・価値観の中で生きてきた人間同士。
すべてがピッタリ合うことはありません。
小さな違いを「無理」と切り捨てるのではなく、「これも一つの個性かも」と受け止めることが大切です。
そうした柔軟さが、長い結婚生活を支える大きな力になります。
「はい無理〜」がクセになっていませんか?
「この話し方ちょっと気になる」
「食の好みが合わない」
「LINEのテンポが遅い」
こうした“違い”を見つけるたびに「はい無理〜」と切ってしまう方もいます。
けれど、その考え方では誰と出会っても同じ結果になってしまうかもしれません。
婚活がうまくいく人は、“理想の人を探す”よりも“心地よい関係を育てる”ことを意識しています。
相談所という安心の仕組みを、もっと活かしてほしい
せっかく「結婚を前提とした出会いの場」である結婚相談所に登録しているのですから、
この環境を存分に活かしてほしいなと思います。
お相手との相性に迷ったとき、不安に感じるとき、
カウンセラーは客観的な視点から一緒に考え、整理するお手伝いをします。
独りで抱え込まず、信頼できるサポートを頼ることも“ご縁を大切にする力”の一つです。
まとめ:ご縁を大切にする人が、幸せをつかむ
婚活は、効率的に相手を見つけるゲームではなく、
“人と人との関係を丁寧に育てていくプロセス”です。
どんなに理想条件がそろっていても、相手を思いやる気持ちがなければ関係は続きません。
小さな違いを受け止め、相手を尊重し、一つひとつのご縁に感謝できる人が、
最終的に“心から幸せな結婚”をつかんでいくのだと思います。



