「毎週デートしてる=順調」ではないという落とし穴

「もう5回もデートしてるけど、まだ真剣交際への決め手がないんだよなぁ」

そんな言葉、婚活現場では本当によく耳にします。

一緒にいて楽しいし、嫌なところもない。

でも“この人と結婚したい!”という確信まではまだない。

だから「まぁ、相手が真剣交際に入りたいって言ってきたら入ってもいいかな?」

――そんな余裕のスタンスで過ごしてしまう。

でも、その“余裕”が命取りになることも少なくありません。

積極的な人に、あっさり奪われる現実

婚活は基本的に「同時進行OK」の世界。

あなたが5回デートしているその裏で、相手も他の方と2回、3回とお会いしているかもしれません。

真剣交際に入っていないということは、つまり“まだ他の人も見ている”状態。

あなたが「もう少し様子を見たい」と思っているその間に、

“自分の気持ちをしっかり伝える人”が現れたら、

相手の心はそちらに傾いていくのです。

「え、そんなに早く決めるの?」と思うかもしれませんが、

婚活の世界では“決断の速さ”も立派な魅力のひとつ。

「あなたと真剣に向き合いたい」

「他の人とはもう会っていません」

そう言われた瞬間、心が動くのが人間なんです。

「毎週会えてる=自分が一番」ではない

毎週デートできていると、「関係が順調なんだ」と錯覚しやすいもの。

でも実際には、あなたが“本命”である保証はどこにもありません。

婚活の世界では、複数人と同時にお会いしているのが普通。

お見合いも、仮交際も、最初のうちは“比較のステージ”です。

つまり、

「一緒にいて楽しい」だけでは選ばれないのです。

その先に「この人と結婚したい」と思ってもらえるような

“真剣さ”や“覚悟”を感じてもらえなければ、

他の誰かにあっさりと抜かれてしまう。

決断力がご縁をつかむ

大切なのは、“早く決めること”ではなく、

“自分の気持ちとしっかり向き合って決めること”。

5回もデートしているということは、

相手もある程度あなたに好意を持ってくれている可能性が高い。

だからこそ、そこで迷っている時間が一番もったいない。

相手の気持ちが冷めてから「やっぱりあの人が良かった」と気づいても、

その頃にはもう、誰かの“真剣交際相手”になっているかもしれません。

「もう少し様子を見ようかな」と思ったときこそ、

一度立ち止まって考えてみてください。

・自分はこの人と過ごす時間が心地いいか

・結婚を考えたときに、安心して一緒にいられる相手か

・相手に“自分の気持ち”をちゃんと伝えられているか

あなたが決断する勇気を持てば、

ご縁も必ず動き出します。

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